1級建築施工管理技士

30年度 1級建築施工管理技術検定・学科試験の総評

【総評】
 前年度に試験時間の配分などが少し変わりましたが、平成30年度は同じ形式が継承されました。
去年に引き続き、専門性の高い詳細な内容を問うものや新しい記述の枝問も見られ、難しいとの印象を持たれた方もいるかもしれません。しかし冷静に対応すれば基本を問う事項も多く、全体としての難易度は昨年と同程度であったと思われます。



【午前の部】2時間30分 50問出題中32問解答
<環境工学・構造・材料> 問題1~問題15  *15問題中12問選択解答
 全般的に基本事項についての出題が多く、部材の構成などの詳細を問う記述もありましたが、構造力学の問題も類型的なものであったことから、過去問攻略の延長線の学習で、十分に対応できたものと思われます。 できれば多くの得点をここで確保したいところです。

<共通> 問題16~問題20  *5問題中全問題必須解答
 基本的な内容の選択枝が多く、得点は確保できたと思われます。
 ここでも正確な理解と記憶が求められる記述が含まれています。


<躯体工事・仕上工事> 問題21~問題45 
*躯体工事 13問題中5問選択解答、仕上工事12問題中5問選択解答。
 詳細の数値や一部専門的な内容が含まれ、各問題については難しい問題も少なくありませんが、基本重要事項をしっかり修得し、解答する問題を適切に選択できれば、合格ラインのキープには対応できたことと思われます。


<施工計画> 問題46~問題50   *5問全問解答
 基本事項についてではありますが、詳細の数値や内容などについての記述が見られます

【午後の部】2時間 32問出題中28問解答
<施工管理法> 問題51~問題70 *20問題中全問題必須解答
 必ずしも難しい問題ではありませんが、施工管理者として幅広い知識を正しく理解しているか否かが、設問に対応する若干の応用力も含めて、得点の分かれ目となったのではないでしょうか。


<法規> 問題71~問題82 *12問題中8問選択解答
 比較的新しい内容に関する事項や数値を問う設問も含まれていますが、基本事項に関するものも多く、やはりこれまでの出題に関するものをしっかりと修得しておくことが有用と言えましょう。


 全体として、設問にはうろ覚えでない正確な知識を求める傾向が見られますが、いまだ類型的な出題も多いので、基本事項や過去問の学習において、本質的な理解を心掛けようとする受験者の姿勢が合否を分けるものと思われます。
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