「合格トピックス講座」~

(この講座では、1級・2級建築施工管理技術検定の合格を目指している方々のために、建築施工の全般に係るポイントとなる問題を掲載します。1級受験・2級受験のいずれの方にも参考になるように、建築施工の工程に則して、重要基本事項に係る問題を取り上げて行くこととします。この「合格トピックス講座」は、原則として毎週水曜日に更新します。)

第 33 回 建具工事・ガラス工事①― 2018年10月10日 


【No1】鉄筋コンクリート造に用いるアルミニウム製建具に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  1. 水切り付きサッシは、水切り板及びサッシ下枠部と躯体間を、2度に分けてモルタル詰めを行った。
  2. モルタルが長時間アルミニウム材に付着すると、変色することがあるため、早期に除去、清掃した。
  3. 建具枠に組み込む鋼製のアンカーに、亜鉛めっき鋼板を使用した。
  4. 建具取付け用の躯体アンカーの打込み位置は、開口の隅より250mm内外を端とし、中間は600mmの間隔とした。
解説
1.サッシ廻りのモルタルの確実な充填のためには,水切り板とサッシ下枠部を取付け前にもモルタル詰めするのがよい。
3.建具を躯体に固定するアンカーには防性処理を施す。
4.アンカーは、間隔500mm以下に取り付ける。したがって、不適当である。
なお、取付け精度は±2mm程度とする。
- 正解 4 -


【No 2】建具金物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  1. フロアーヒンジは、重量の大きな建具やかまちのない建具に用いられる。
  2. ラバトリーヒンジは、大便所のブースの扉に用いられる金具である。
  3. バックセットとは、モノロックのフロント(面座)面からケースの奥行きまでの寸法をいう。
  4. 枠取付け形ピポットヒンジは、防水層と取り合う箇所に適している。
解説
1.フロアーヒンジは、重量の大きな建具やかまちのない建具に用いられることが多い。開閉機構は床埋込み形である。
2.ラバトリーヒンジは、大便所のブースの扉に用いられる。丁番式と軸吊り式がある。
3.バックセットは、モノロックのフロント面からノブの中心までの寸法をいう。したがって、不適当である。
4.ピポットヒンジは下部金物が埋込形と枠取付け形があり・枠取付け形は防水層と取り合う箇所などに適している
- 正解 3 -


 建具の種類は用途・材質など多種多様ですが、金属製建具、特にアルミニウム製建具に関する出題が多く見られます。アルミニウム製建具では素材が柔らかいこと、他の金属やモルタルとの接触腐食防止のための絶縁処理などに留意する必要があります。
 また建具工事では、付随する金物についての出題もあり、実物を知っていても名称がわからないこともあります。基本的な用語と用途はマスターしておきましょう。



※過去の出展(過去10回分を表示)
第32回解説 2018年10月 3日 左官工事・タイル工事・石工事②
第31回解説 2018年10月 3日 左官工事・タイル工事・石工事①
第30回解説 2018年 9月26日 屋根工事
第29回解説 2018年 9月26日 防水工事③
第28回解説 2018年 9月19日 防水工事②
第27回解説 2018年 9月19日 防水工事①
第26回解説 2018年 9月12日 木工事
第25回解説 2018年 9月12日 鉄骨工事③
第24回解説 2018年 9月 5日 鉄骨工事②
第23回解説 2018年 9月 5日 鉄骨工事①
第22回解説 2018年 8月29日 コンクリート工事③
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