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■木造建築文化の継承と発展のために ─Our great CULTURE to be left for the next generation─ |
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| 「住み手とともに地域の風土や生活に根ざした住まいをつくろう」・・・私たちはこのことを会の基本に据え活動を進めてきました。今、その重要性が改めて認識されてきています。 振返れば戦後の住宅の歴史は、気候風土や生活習慣との関係を断つ形で進んできたといえるかも知れません。冷暖房効率の視点から、盛んに奨励されている高気密・高断熱の住まいも、言葉を変えていえば、外気との関係をできるだけ断ち、人工的に室内環境をコントロールしようという発想で生まれたものです。輸入住宅も話題を集めていますが、各国で長い年月をかけ育てられてきた住宅が、そのまま日本の風土にふさわしい住宅でしょうか。また、施工者が施主と顔を合わせながら住まいをつくり、そしてその維持管理をしていく日本独特の伝統も、工場の大量生産の陰に姿を消そうとしているかのようです。 しかし、日本の気候風土が、この地にふさわしいと長年にわたり育んできたのは、在来軸組工法による木造住宅であり、町場の大工工務店による住宅建設・保守の仕組みでした。今日、そのような在来木造住宅がいっそう質的に高く、人々の日々に応え、また構造的安全性をしっかり確保したものであることが要求されています。 社団法人全日本建築士会は、在来工法の継承と発展、木造建築文化の発展を目指し、さらに努力する所存です。 |