「合格トピックス講座」~

(この講座では、1級・2級建築施工管理技術検定の合格を目指している方々のために、建築施工の全般に係るポイントとなる問題を掲載します。1級受験・2級受験のいずれの方にも参考になるように、建築施工の工程に則して、重要基本事項に係る問題を取り上げて行くこととします。この「合格トピックス講座」は、原則として毎週水曜日に更新します。)

第 42 回 各種用語― 2018年11月 7日 


【No1】建築工事に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものはどれか。
  1. スカラップ:鋼構造部材の溶接接合部において、2方向からの溶接線が交差するのを避けるために、片方の部材に設ける部分的な円弧状の切欠き
  2. 合わせガラス:2枚のガラスをスペーサーで一定の間隔に保ち、周囲を封着材で密閉し、内部に乾燥空気を満たしたガラス
  3. 脱気装置:アスファルト露出防水絶縁工法においては、下地面の水分を外気に拡散させ、防水層のふくれを防止する装置
  4. コンストラクションキーシステム:─建築物の施工中のみマスターキーシステムとなり、竣工後はシリンダーを取り替えずに、簡単な操作により工事用シリンダー錠から本設シリンダー錠へ切り替わるキーシステム
  5. オープンジョイント:外壁において、屋外側を開放又は半開放とし、室内側のウインドバリアに気密性の機能をもたせ、等圧原理により水密性と気密性を確保する接合部
解説
2.合わせガラスは、2枚の板ガラスを透明で強靱な中間膜ではり合わせたガラスで、又膜によって破片の飛散が防止される安全性の高いガラスである。用語の説明は、複層ガラスのことである。
- 正解 2 -


【No 2】建築工事に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものはどれか。
  1. クリティカルパス:ネットワークによる工程表において、最も時間がかかり、時間的余裕(フロート)がない作業経路(パス)
  2. リバウンドハンマー:基礎や外壁において被覆しているモルタルやタイルについて、それらの表面を打撃してコンクリート躯体からの剥離又は浮きを検査する機器
  3. 空積工法(張り石工事):外壁乾式工法による張り石工事において、石材と躯体とを取付け金物で緊結し、そのまわりを取付け用モルタルで固定する工法
  4. グレイジングガスケット:ラスのはめ込みに使用する副資材であり、サッシ溝と空隙に装着する主に水密性の確保を目的とした合成ゴム等の定形シーリング材
解説
2.JIS A 1155より リバウンドハンマーは、コンクリートの表面を打撃したときの反発度を測定し、その反発度から圧縮強度を推定するためのものである。設問の説明は、テストハンマーのことである。
- 正解 2 -


今回は様々な工事で使われる「専門用語」の問題を集めてみました。「材料」、「部材や部位」、「工具や機械・装置」、「工法」、「欠陥などの状態」、「施工管理に関する用語」など多岐にわたりますが、形状や状態をイメージ的に覚えていても、言葉として出題されると迷うものもあります。特に「施工管理に関する用語」などについては、過去に出題された問題文中の表現を参考に確認されるとよいでしょう。
 「専門用語」についての学習は、設問に関する対策のほか、「キーワード」として様々な「工種」や「工法」に関する知識を、あらためて確認したり整理する方法としても有用です。総復習などにも活用されるとよいでしょう。



※過去の出展(過去10回分を表示)
第41回解説 2018年11月 7日 改修工事②
第40回解説 2018年10月31日 改修工事①
第39回解説 2018年10月31日 設備工事②
第38回解説 2018年10月24日 設備工事①
第37回解説 2018年10月24日 工事各種
第36回解説 2018年10月17日 内外装工事①
第35回解説 2018年10月17日 建具工事・ガラス工事③
第34回解説 2018年10月10日 建具工事・ガラス工事②
第33回解説 2018年10月10日 建具工事・ガラス工事①
第32回解説 2018年10月 3日 左官工事・タイル工事・石工事②
第31回解説 2018年10月 3日 左官工事・タイル工事・石工事①
第30回解説 2018年 9月26日 屋根工事
第29回解説 2018年 9月26日 防水工事③
第28回解説 2018年 9月19日 防水工事②
第27回解説 2018年 9月19日 防水工事①
第26回解説 2018年 9月12日 木工事
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